高額当選の購入方法

購入方法はその後、マジックナンバー消去購入法、リバース購入法というのが新たに増えたのですが、リバース購入法に至る経緯がちょっとあれでして。

マジックナンバー消去法は“当たらない”側からの派生で、まず自分にとって意味のある数字を6つ選んで以降ずっと購入し続けることが前提なんですが、その自分にとってのマジックナンバーを除外した数字で選択する方法です。

ミニロトであれば5つですね。あくまでも一等を目指した数字です。それをマジックナンバーとして絶対にずっと買い続ける。そして、そのマジックナンバーを除外したナンバーからも購入する。これがマジックナンバー購入法です。

その通りです。実際にマジックナンバーが一つも含まれていないことって結構あるんですよねこれが（笑）

リバース購入法は、選択しなかった数字から購入する方法で、例えば33個の数字の組み合わせからいくつか購入したら、その逆の残り10個の数字、自分が『選ばなかった数字』の組み合わせからも購入するという感じです。 この購入法を導入したきっかけが、先ほどの衝撃的なことに繋がるんですが…

リバース購入法を取り入れる前に購入したのが、過去ナンバー購入法＋重複除外で、過去ナンバー37個から5組30の数字を組み合わせたものだったんですよね。
………
……（沈黙）

ええ、そのまさかです。僕も目を疑いましたよ。 選ばなかった7つの数字がその回の『当選番号＋ボーナス番号』だったんです。

2億円です。今となってはそれがきっかけで今があると思えるんですけど（笑）
そのときは本当にもう頭が真っ白になって、虚無感に包まれてちょっと危なかったです（笑）

そうです。しばらくはやりきれない思いでいっぱいだったんですけど、ある意味そこでこの“自分の選んだ数字は当たらない”ことを逆手に取っていこうってなったんですね。

いえいえ、何かが劇的に変わったというのは流石にないですね（笑） 何をどうしたって当選確率自体は変わりませんから。 ただ、僕の場合リバース側で当選することがやっぱり多いというのはあります。 “当たらない”側の僕の真骨頂かなと（笑）

1等に当選したときは、かなり攻めた過去ナンバー購入法＋リバース購入法＋重複除外で、2等に当選したときは過去ナンバー購入法＋マジックナンバー消去法でしたね。

過去ナンバー購入法は過去の含める回数を絞ると、番号がかなり絞られるんですね。例えば過去7回で出た数字が25個だったとした場合、その中に6つの当選数字が含まれると当選確率は跳ね上がります。当然、6個含まれない確率の方が高いので、そういった意味で攻めるということですね。

あとはやっぱり途中でやめないことと、いかに自分をロトに当たる世界線に近づけるかだと思います。
ちょっとオカルトじみてますけど（笑）

「パラレルワールド」の同義語として使われたりするんですが、人生の分かれ道って誰でもありますよね。どっちの道にも行けるけど、進んだら引き返すことはできない。タケルさん（筆者注：筆者のPN）も学生時代とか思い返して思い当たることとかありません？

人生って分岐の連続だと思うんです。その分岐の大小はあれど、もし今と違う道を選んでいたとしたら、今とは別の世界だろうなと。僕の場合、リバース購入法の段で自分に悲観してやめてしまっていたら、今のこの状況はなかった。

ええ、僕もぜんぜん浅い人間なのでこれ以上は説明できないんですけど（笑）
ロト6も一等当選確率は約600万分の1とはいえ、どこかの世界線では当選しているかもしれない。

外れて当たり前なんですけど、だからこそ“当たらない”側の視点も一つの考え方だと。
“当たらない”人の逆をいけば当たるというわけではないですけど、“当たらない”ことを一つの戦略に取り入れて考えることは、僕みたいな“当たらない”側の人間にとっては一つの武器だと思います（笑）

ネットとかでは宝くじが当たる夢を見たとか、縁起のいい夢をみたとか、虫の知らせみたいな話とかありますけど、僕の場合は特に変わったことはなかったし、変にこう「今回は当たるぞ」とかいう予感みたいなのもなかったですね。 ただ、いろいろな購入方法を自分の中で試していく中では、運が良ければ当たるかも（いつかは知らんけど）みたいな、ちょっと楽観的な部分はあったかなと思います。

ええ。マジックナンバーで当選していないので、それはずっと買い続けてますね。もうホントお布施状態ですけど、買わなかったときに限って当たりそうな気がして怖いので（笑）

いえ、こちらこそお礼も頂いてしまって（笑）
これまでロト6の購入法について話をしたことはなかったので、ちょっと話を聞いてもらいたいなってことが聞いてもらえて楽しかったです（笑） “当たらない”側の人がそれぞれに当たる世界線に近づいてもらえたらと思います。