高額当選への道のり

ロト 高額当選者 インタビュー 取材

高額当選の購入方法とは

では、その購入方法とはどのようなものなのですか?
一言でいうのは難しいのですが、僕の場合、“当たらない”側の人間なので、それを逆手に取るといった感じです。
ただ、何か高度な数学を駆使したものではないですよ。ホント単純なことです。
論理とかではなく、カルト的な感じですか?
そうですね。カルトというかオカルトというか。
逆転の発想というのが近いかもしれません。
逆転の発想?見方を変えたということですか?
ええ。実はそこに至るきっかけがありまして…

S氏から語られたのは数学的な理論などではなく少々オカルトめいた話だったので、正直どのくらい参考になる話なのだろうかと訝しげに感じたというのが率直なところだ。しかし、S氏がその購入方法に思い至った経緯を聞いていると、なるほど面白い考え方だなと次第に思うようになった。

高額当選の購入方法に至った経緯

僕が初めてロトを購入したのはかれこれ15年前くらい前、ロト6ですね。
そのころは週一でしたけど、買ったり買わなかったり。
たしか平成23年頃から毎週月曜・木曜になったんでしたっけ?
ええ。週2回発売になったころには毎回欠かさず購入するようになってましたね。
どのように購入していたのですか?
普通にクイックピックで購入したり、軸を択んだらランダムで数字を生成してくれるサイトとか利用したり、適当に選んだ数字だったりですね。
当選の方はどうでした?
最高で1万円くらいだったかな?
ぜんぜん当選してないんですけど、いつも抽選日は今回こそは当たる!って夢見てました(笑)
じゃあ結構なお金をロトにつぎ込んでたんではないですか?
そうですね。大体一回5口の購入で1,000円。感覚的に5,6回に一回くらいのは5等が当選してという気がするんで、年間約5万のペイ、1,2万のリターンていう感じですかね?週2になってからはその倍みたいな。
わたしは宝くじとか買わない人間なので、なんというかもったいないと思ってしまうんですが。
たしかに。でも、僕は夢を買ってるというか、それで納得できる感じかな。キャバクラの感覚です(笑)
なるほど。納得です(笑)
ところで、いつごろから購入方法を変えようとか思われたんですか?
ずっと適当買いではあったんですが、やっぱりどうすれば当たるんだろうとか考えるようになってきたのが5,6年前ですね。
意外とそれほど前ではないんですね。購入の方法はどのように変わっていかれたんですか?
まず一番初めに始めたのが、重複する数字を択ばないというのと、過去の抽選で3等以上に該当する組み合わせを排除するようになりましたね。
効果あり?
いや、まったく(笑)
ただ、重複しない分、組をまたいで数字をたくさん使うので、券に当選数字が全くないとかいうことは少なくなってダメージ軽減効果はあったかな(笑)
なるほど。では、そこからまた新たな発想に至るということですか?
すぐに全く新しい手法という具合には行ってないですね。その次にやりだしたのが、選ばれる可能性が低い数字を見つけるというものですね。
どのように見つけるんですか?
僕が思い至ったのは、過去の数回分の当選数字から選ぶというものです。
例えば、過去15回とか14回とかに区切って当選数字からどのくらいの割合で今回の当選数字が含まれる可能性があるかですね。 エクセルを使って過去15回ごとの割合を出していって、そこから今回の抽選で過去15回分の数字から6個含まれる可能性%、5個含まれる可能性%…という感じで。
なんだか複雑ですね(汗
この頃になると、いかに少しでも当選の可能性を広げるかで必死ですから(笑)
でも、これは少し手ごたえを感じましたね。
効果ありと。
いや、それでも確率論で見れば、どうやっても当選確率は変わらないんですよね。当然ですけど。
ここら辺から、自分でいうのもなんですけど、ちょっとオカルトチックに行った気がしますね。
オカルトですか?
ええ。この頃くらいから少しずつ自分は“当たらない”側の人間だって自覚をしだした感じです。
時々、気まぐれで適当に選んだ数字を買ったりしてたんですけど、これが見事に1個も当選数字が入ってないってことが結構あるなと感じて。確率的にはボーナス含めて一つも含まれない確率は3割程度なんですけど、明らかに自分の場合はそれを超えてるなと(笑)
そこがターニングポイント?
思い返すとこのあたりですね。この“当たらない”ことを逆手に取ろうと考え始めたのは。
そして、この後にちょっと衝撃的なことがあって…

S氏からは高額当選の購入方法に至った経緯を面白おかしく聞くことができた。
さて、S氏の衝撃的なこととは一体何だったのか?

続く「高額当選の購入方法